【s1tool】Hard Brick(??)したXperia GXを復旧させました!
ハードブリックかどうかも怪しいですし、手順も適当にやったのであくまで備忘録的に書きます。
FLASHを押します。
端末のバッテリーを抜き、ボリューム下を長押ししながらTestpoint READYを押します。その後、ボリューム下を長押ししたまま端末とPCを接続します。
ツールが実行されます。
ツールが止まり、次の画像のようなメッセージが出たらテストポイントなんて知らない、と思いながらTestpoint READYを押します。
最後にFlashtool(必ず0.9.18.6)で通常のROMを焼けば完了です。
【朗報】GXハードブリック状態10分で回復
— 沙綺@文鎮家 (@riku_sakura) 2015, 10月 27
Flashtool 0.9.19.10でXperia GXに9.1.A.1.215を焼き直そうとしたところ、エラーが出て文鎮化しました。
もう一度焼き直してみようとFlashtoolに接続してみようとしましたが、Flashtool側は認識せず。→おそらくハードブリック状態で良いと思うのですが……。
デバイスマネージャーを見てみるとZEUS Flash Deviceと認識されているので、s1toolを使って復旧することに。
基本的にはこちらでやっている通りのことをやっています。
【s1tool】Hard Brick(文鎮化)したXperia Zを復旧させました!
14_2_A_0_290.APP_SW_Honami_GENERIC_1272_6084_S1_SW_LIVE_6732_PID1_0005_MMC.SIN_FILE_SETの中身を見ると次のファイルが見えます。
これらはC6903用のファイルなのでこれをXperia GX用のファイルに置き換えます。
これらのファイルはftfを作るときに生成されるので探します。(今回はSO-04Dの9.1.C.0.475のftfを作成した時のファイルを使いました。)
私の場合XperiFirmが内蔵されているFlashtoolからファイルを探しているため、C:\Users\(ユーザー名)\.flashTool\firmwares\Downloads以下にありました。その中から以下のフォルダを用意し、上記SIN_FILE_SETの中身と置き換えます。またftfから抽出することも出来ます。
デバイスマネージャーを見てみるとZEUS Flash Deviceと認識されているので、s1toolを使って復旧することに。
基本的にはこちらでやっている通りのことをやっています。
【s1tool】Hard Brick(文鎮化)したXperia Zを復旧させました!
復旧手順
準備するもの
- s1tool等のtool
[English] Tutorial how to unbrick and update boot in Sony Xperia Z1 C6903
こちらからs1tool 6II2015.exeとggsetup-3.0.0.7.exeをダウンロードしておきます。(アカウントを適当に作ってログインし、ダウンロードしてください。) - s1toolで書き込むファイルの雛形のダウンロード
上記URLからC6903.rarをダウンロードしておきます。
14_2_A_0_290.APP_SW_Honami_GENERIC_1272_6084_S1_SW_LIVE_6732_PID1_0005_MMC.SIN_FILE_SETの中身を見ると次のファイルが見えます。
- apps_log_S1-SW-LIVE-6732-PID1-0005-MMC.sin
- boot.zip
- cache_S1-SW-LIVE-6732-PID1-0005-MMC.sin
- fotakernel_S1-SW-LIVE-6732-PID1-0005-MMC.sin
- kernel_S1-SW-LIVE-6732-PID1-0005-MMC.sin
- partition-image_S1-SW-LIVE-6732-PID1-0005-MBR.sin
- rpm_S1-RPMFW-LIVE-6732-PID1-0005-MMC.sin
- update.xml
これらはC6903用のファイルなのでこれをXperia GX用のファイルに置き換えます。
これらのファイルはftfを作るときに生成されるので探します。(今回はSO-04Dの9.1.C.0.475のftfを作成した時のファイルを使いました。)
私の場合XperiFirmが内蔵されているFlashtoolからファイルを探しているため、C:\Users\(ユーザー名)\.flashTool\firmwares\Downloads以下にありました。その中から以下のフォルダを用意し、上記SIN_FILE_SETの中身と置き換えます。またftfから抽出することも出来ます。
- boot.sin(こちらはboot.zipとの置き換え)
- cache_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
- fotakernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
- kernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
- partition-image_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-MBR.sin
- update.xml
apps_log~は不要と判断し入れませんでした。
SO-04D.SIN_FILE_SETあたりにリネームしておきます。
復旧作業
ggsetup-3.0.0.7.exeを実行し、ドライバをインストールします。(最初の段階でZEUS Flash Device)と認識されている場合は不要です。私は行っておりません。
なお、以下の画像は説明のため、C6603で行った時のものを使っています。
s1toolを起動し、S1 EMERGENCY MODEにします。
FLASHを押します。
先ほどのSO-04D.SIN_FILE_SETを選択します。
端末のバッテリーを抜き、ボリューム下を長押ししながらTestpoint READYを押します。その後、ボリューム下を長押ししたまま端末とPCを接続します。
ツールが実行されます。
ツールが止まり、次の画像のようなメッセージが出たらテストポイントなんて知らない、と思いながらTestpoint READYを押します。
Finishという表示が出れば完了です。
最後にFlashtool(必ず0.9.18.6)で通常のROMを焼けば完了です。
何でこんなので上手く行ったんですかね。よくわからないです。あと、適当にやっていたので、上記画像の中で出てきていないメッセージ等もあったかもしれません。
あまり参考にならないかもしれませんが、ご了承ください。
以下にs1toolのログを載せておきます。
2015/10/27 23:48:49 Welcome S1 Tool [06.02.2015].
2015/10/27 23:48:49 That is small and crippled subset of SETOOL2 service tool.
2015/10/27 23:49:45
2015/10/27 23:49:45 SELECT FIRMWARE PACKAGES
2015/10/27 23:49:45 YOU CAN SELECT SEVERAL PACKAGES WITH CTRL BUTTON
2015/10/27 23:49:51 CHECKING PACKAGES ...
2015/10/27 23:49:51
2015/10/27 23:49:51 DETACH USB CABLE FROM PHONE
2015/10/27 23:49:51 REMOVE BATTERY FROM PHONE
2015/10/27 23:49:51 ATTACH TESTPOINT
2015/10/27 23:49:51 PRESS "READY", THEN ATTACH USB CABLE TO PHONE
2015/10/27 23:49:51
2015/10/27 23:51:00 will use DLOAD protocol ...
2015/10/27 23:51:00 0808010600900000
2015/10/27 23:51:00 0D0F50424C5F446C6F6164564552322E30
2015/10/27 23:51:00 162001000100
2015/10/27 23:51:00 17004001000100E1506B00
2015/10/27 23:51:00 PRODUCT DETECTED: "SONY MSM8960-3 OEM1 Fused"
2015/10/27 23:51:00 1801000F43240892D02F0DC96313C81351B40FD5029ED98FF9EC7074DDAE8B05CDC8E1
2015/10/27 23:51:00 PROCESSING ...
2015/10/27 23:51:02 REMOVE TESTPOINT NOW, THEN PRESS "READY"
2015/10/27 23:51:02
2015/10/27 23:51:09 Emergency loader uploaded ...
2015/10/27 23:51:10
2015/10/27 23:51:10 RUNNING S1_PRELOADER VER "R5F001"
2015/10/27 23:51:10 LOADER AID: 0001
2015/10/27 23:51:13 DEVICE ID: B61F8201
2015/10/27 23:51:13 FLASH ID: "0045/00000090"
2015/10/27 23:51:13 LOADER VERSION: "R5F001"
2015/10/27 23:51:13
2015/10/27 23:51:13 WRITING PACKAGES ...
2015/10/27 23:51:13 Processing package
2015/10/27 23:51:13 D:\Users\(ユーザー名)\Desktop\Android\SO-04D\s1tools\SO-04D.SIN_FILE_SET
2015/10/27 23:51:13
2015/10/27 23:51:14 Processing ACPU files
2015/10/27 23:51:14 PROCESSING: boot.sin
2015/10/27 23:51:14 PROCESSING: cache_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
2015/10/27 23:51:15 PROCESSING: fotakernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
2015/10/27 23:51:18 PROCESSING: kernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
2015/10/27 23:51:20 SKIP: partition-image_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-MBR.sin
2015/10/27 23:51:20 no update files in package
2015/10/27 23:51:20 FINISHED
2015/10/27 23:51:20 Elapsed:94 secs.
自分もXperiaGXがハードブリックして困っているため検索したらここにたどり着きました。
返信削除どのサイトもバックカバーはずしてテストポイント触ったりしているのみて難しそうだなと思いました。
このページではテストポイントを針金で触るとか書かれていないのですが、その手順は不要なのでしょうか?
私が行った時は、テストポイントは必要ありませんでした。同様に必要なくハードブリックから回復した人もいましたので、必要ないのかもしれません。
削除もし、上記の方法で回復出来た場合は、報告いただけると幸いです。
テストポイントに触れるのが大変そうだなぁと復旧を諦めてましたが、
削除テストポイントに触れなくても良いということにこのページで知り、復旧を試してみたところ
ハードブリックからの復旧できました!ありがとうございます!
一応メモを書き残しておきます。
■端末の状態
・PCに接続するとQHSUSB__BULKとして認識される
・電源をいれようとしてもソニーロゴもなにも表示されない状態
・なにをやっても画面は常に真っ黒
一通りの手順を書きます。
■手順1
・記載されている通り「s1tool 6II2015.exe」「ggsetup-3.0.0.7.exe」をダウンロード(「C6903.rar」はいらない)
・XperiFirm(http://forum.xda-developers.com/crossdevice-dev/sony/pc-xperifirm-xperia-firmware-downloader-t2834142)
の「XperiFirm 4.8.1 (by Igor Eisberg).zip」をダウンロード
・XperiFirmを実行し、XperiaGXのドコモROMをダウンロード(ダウンロードするときのウィンドウの左下にチェックが入っている状態だと自動的に解凍してくれる)
・上記のダウンロードが終わったらダウンロードしたファイルがあるフォルダを開いて
boot.sin
cache_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
fotakernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
kernel_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-S1-PARTITION.sin
partition-image_S1-SW-LIVE-7054-PID1-0002-MBR.sin
update.xml
の6ファイルを複数選択する→その後右クリックの「送る」から「圧縮(zip形式)フォルダー」
・出来上がったzipファイルを「SO-04D.SIN_FILE_SET」にリネーム
■手順2
・「ggsetup-3.0.0.7.exe」を実行するとドライバがインストールされ、デバイスマネージャーで「ZEUS Flash Device」として認識されるようになります。
・s1toolを起動したあとはほぼほぼページの手順通りなのですが、
「端末のバッテリーを抜き、ボリューム下を長押ししながらTestpoint READYを押します。」ではなく、
「端末をUSBケーブルを外して→端末のバッテリーを外して→Testpoint READYをクリックして→端末をUSBケーブルにつなぐ(このときボリューム下か電源ボタン長押ししながらだったかどうか忘れた)」
ですんなり認識して進んで焼き終わりました。
・s1toolで出力されたログはページに記載されているものと全て一致していました。
■手順3
・この時点で電源ボタン長押しで「SONY」ロゴは表示される状態になっており、USBケーブルで繋ぐとデバイスマネージャーで「SEMC Flash device」として認識されるようになっていました。
・FlashToolで好きなROMを焼きました。
※自分の場合端末のバッテリーが全然なくてなかなかうまく行かず、バッテリーだけ満充電させてからやりました(関係ないかも)
FlashToolでFlashさせるときに「戻るボタン」を押しながらUSBを差し込むみたいな表示が出るけど間違いで、「電源ボタン」を押しながらUSBを差し込むのが正しい。
電源ボタンはちょっと長めに押していると端末の電源がついてしまうので、「電源ボタン」を押してすぐにUSBをさして「電源ボタン」から指を離すのがコツです。
・ROMが焼き終わるとすべて元通りになりました。やった!
■まとめ
・特に使用している端末から生成したftfは必要なく、ダウンロードしてきたものでOK。
・通常では外せないバックカバーを開けて基板のテストポイントに針金などで触れる などの難しい作業は一切不要。
・慣れれば10分程度の作業
>端末のバッテリーを抜き、ボリューム下を長押ししながらTestpoint READYを押します。
返信削除ここがわからず諦めてしまいました
ケーブルを繋ぐタイミングもわからず
端末のバッテリーを抜き、(端末の)ボリューム下を長押ししながら、(ツールの)Testpoint READYを押します。その後、ボリューム下を長押ししたまま端末とPCを接続します。
返信削除という感じになります。
なんか色々ありがとう
削除愛してる
やはり始めの、何とも繋がっていない端末のボリューム下を長押しする意味が理解できませんでした・・・
返信削除4.3にバージョンアップしようとし失敗。
返信削除SO-04D 文鎮 で検索してたどり着きました。
記載通りの手順で進み、PCとの接続で認識がされません。
当方の場合、そもそもggsetup-3.0.0.7.exeを実行してもZEUS Flash Device
と認識されないところに原因があると思うのですが・・・
何か方法がございましたらお知恵を拝借お願い致します。
Flashtoolなどで認識されていない状態で良いのでしょうか?
削除ggsetup-3.0.0.7.exeを実行し、ドライバがインストールされた状態であれば、端末を接続したときにZEUS Flash Deviceと認識されるはずなので、ドライバのインストールが上手く行っていない、あるいはうまくドライバがあたっていないことも考えられるので、デバイスマネージャーで探してみてください。「QHSUSB」という名前が付いているデバイスがあれば、なんとかなると思います。
返信ありがとうございます。
返信削除s1toolでPCと接続の際に全くの無反応で先に進みません。
ggsetup-3.0.0.7.exeを実行しインストールされています。
再度インストールしようとしても already installed!と出ます。
また、デバイスマネージャーではポート(COMとLTP)のところに
RELINK HS-USB QDLoader 9008と表示されています。
ここまでダメだと諦めの色が濃厚なんでしょうか・・・
もしかしてなのですが、他の端末で文鎮化復旧をしたことがありませんか?
削除HS-USB QDLoader 9008が表示されているということは、ZEUS Flash Deviceドライバではなく、QDLoaderのほうのドライバが当たってしまっているということになります。
デバイスマネージャーでHS-USB QDLoader 9008を探し、ドライバの更新から、ZEUS Flash Deviceドライバを選び、当ててください。
この手順は踏んでいない&何分昔のことなのて詳しく説明することは出来ないのですが、少なくともQDLoaderとして認識されているのであれば、復旧の可能性は十分にあります。
あとはs1toolが利用できるドライバを当てることが出来れば問題ないと思います。
返信ありがとうございます。
削除その後、アドバイス頂いたようにドライバの更新を試みてみました。
ですが、どうしてもZEUS・・・で認識はされません。
ドライバの削除やggsetup・・・をアンインストールからの再インストール
なども実行しましたがQDLoaderとして認識されてしまいます。
困りました・・・
QDLoaderドライバを削除して試してみてもダメというのは困りましたね……
削除あとはもうまっさらな状態のPCで試してみるしか思いつきません。すみません。
管理者様
削除文鎮からの復旧、無事完了致しました。
いろいろアドバイスを頂きありがとうございます。
思い入れのある機種だったので感謝ひとしおです。
管理者様の言うとおり、別のPCを用意して最初から試して見た
結果、ZEUS Flash Deviceと認識されました。
しかし、その後s1tool実行の際、下のVLのカキコミの方と同じく
PHONE NOT SUPPORTED IN THIS MODE との表示が・・・
これはSONYytサイトにうまくログイン出来なかったので、他の
s1toolを拾ってきて使っていたことからバージョンの違いなどが
原因なのかもしれません。ちゃんとs1tool 6II2015.exeをダウン
ロードしてインストールしなおしたら最後まで実行できました。
下の方のご参考にもなれば幸いです。
本当にいろいろとありがとうございました。
Xperia VLで同じ手順でやりましたが、s1toolで
返信削除Welcome S1 Tool [06.02.2015].
That is small and crippled subset of SETOOL2 service tool.
SELECT FIRMWARE PACKAGES
YOU CAN SELECT SEVERAL PACKAGES WITH CTRL BUTTON
CHECKING PACKAGES ...
DETACH USB CABLE FROM PHONE
REMOVE BATTERY FROM PHONE
ATTACH TESTPOINT
PRESS "READY", THEN ATTACH USB CABLE TO PHONE
will use DLOAD protocol ...
0808010600900000
0D0F50424C5F446C6F6164564552322E30
162001000100
17004001000100E1106B00
1801000F43240892D02F0DC96313C81351B40FD5029ED98FF9EC7074DDAE8B05CDC8E1
PHONE NOT SUPPORTED IN THIS MODE
Elapsed:28 secs.
と出ました。
ドライバーまではインストールできてZEUS Flash Deviceと認識しましたが、GX以外では対応していないのでしょうか...
VLは持っていないのでわからないのですが、出来ていない方が多いようですね。
削除GXはテストポイントの操作は必要なかったのですが、VLでは必要なのかもしれないですね。
はじめまして、Xperia文鎮化復旧でたどり着きました。
返信削除他の先駆者様のページも色々拝見しているのですが、
はずかしながら、「SO-04D.SIN_FILE_SETあたりにリネームしておきます。」
で、つまづいております。
作成した「~.ZIP」ファイルを「~.SIN_FILE_SET」ファイルに変更できないのですが、
何か特別なソフトでも使用するのでしょうか?
申し訳ありませんがご教授くださいますようお願いします。
申し訳ありません。自己解決しました。
返信削除お騒がせいたしました。