主にAndroidのカスタマイズ関係について書いていきます

2017/07/31

【HTCサポーター】HTC U11のサウンドについてレポートします!

さて、HTCサポーターズクラブのモニターキャンペーンにおいてお借りしていたHTC U11 601HTですが、三週間じっくり使いつい先日送り出し、本日(7月31日)配達完了を確認しました。三週間本当にありがとうございました。


U11を返却した後、メイン端末をMoto X Style(2015年9月発売)に戻したのですが、発熱はしますし、ゲーム中(FGO)の動作はガタガタですし、そろそろ買い換えるべきかなあと思っています。U11を使ってSnapdragon 835は非常に安定していることが分かったので、買い替え時なのかもしれません。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、HTC U11のサウンド関係について正直な感想を書いていきたいと思います。
まず前提条件として、音の好みは人それぞれで「良い音」も人によって変わるということです。そして私は少しですがPCオーディオ環境(USB DAC、プリメインアンプ、スピーカー)を揃えていて、スピーカーはフルレンジのものを使い音のバランスを重視しています。そういう人間が聞いた時の感想、と思ってください。

BoomSound Hi-Fiスピーカー

スマートフォン内蔵スピーカーとしては十分なくらいに音が良くクリアでしっかりと楽しめるものだと思います。

U11は端末上部と下部にそれぞれスピーカーを備えており、上部に高・中音域のツイーター、下部に低音域のウーハーがそれぞれあり、いわゆる2Wayスピーカーのような形式になっています。

スマートフォン内蔵スピーカーはサイズも小さく高音域はある程度出ますが低音域はほとんど出ません。
その点U11はウーハーで低音域をカバーすることによって、比較的バランスの取れたサウンドを提供してくれます
特に手持ちの時よりテーブルなどに置いて音楽を再生すると、低音が広がりかなり良い音になります。

ただ、敢えて欠点を上げるとすれば、スピーカーの位置がツイーターは端末上部表面、ウーハーが端末下部側面で、端末を横向きに持った時、スピーカーの位置的にツイーター側の音が大きく聞こえること、またそれに伴い特に高音が強めに聞こえてしまうことですね。
前面指紋認証のためにスピーカーの位置をズラさなければならないと思いますが、HTC One M9+のような端末を頑張って出してもらいたいですね。

HTC Uソニック・ハイレゾ

続いてはHTC U11同梱イヤホンのHTC Uソニック・ハイレゾです。

まずHTC U11ですが、これはiPhone 7を始め少しずつ増え始めて来た、3.5mmイヤホンジャック非搭載の端末となります。U11同梱イヤホンは端子がUSB Type-Cとなっており、日常的な使用感としては普通のイヤホンと何ら変わらず、手軽に音楽を楽しめます。

Uソニックイヤホンの特徴は次の3つとなります。
  • ハイレゾ
  • アクティブ・ノイズキャンセリング
  • オートキャリブレーション
これらの機能が付いたイヤホンが同梱されてくるので、かなり良いのでは無いでしょうか。

Uソニックイヤホンの感想ですが、私はハイレゾ音源を持っていないので、聞いた環境はPlay MusicのMP3音源であることを最初にお断りしておきます。
音としては、少し軽めの音がするものの、全体的にバランスが取れているイヤホンであると思います。低音マシマシが好きな方にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、手軽に楽しむには申し分ないものとなっています。

オートキャリブレーションはかなり効果的な機能で、音質が断然向上します。Uソニックイヤホン最大の機能と言っても良いでしょう。

ノイズキャンセリングについてはそこまで極端な効果を感じる事ができませんでしたが、ある程度周囲の音を軽減していたと思います。
ハイレゾにも対応しているので、ハイレゾ音源を持っている方も楽しめますね。

さて、このUソニックイヤホンですが、Type-C接続ということで、DAC内蔵イヤホンかも!?と期待していたりもしたのですが、どうやらDA変換自体はスマホ側で行い、アナログ接続イヤホンのようです。
HTCの新たな“音楽スマホ”、ハイレゾ/NC対応「HTC U11」の再生能力をチェックする

また、UソニックイヤホンはUソニック対応HTCスマートフォンでしか使うことが出来ず、他のType-C搭載スマホやPCでは音楽を聞くことが出来ません
ちなみに前モデルのHTC 10 HTV32でも使うことが出来ませんのでご注意ください。

ここでUSB Type-C Audioの規格を確認してみます(以下間違い等ありましたらご指摘お願い致します)。
Type-Cではオーディオ音声をアナログ送信することが出来ます。一見Type-Cでも3.5mmイヤホンジャックと同様の使い方が出来るように思えますが、ただしここで重要なことは、アナログイヤホンの3.5mmプラグをType-Cに変えることは規格で禁止されている、ということです。すなわち、Type-C端子を備えたアナログ接続イヤホンは規格不適合なイヤホンで、Uソニックイヤホンも規格に適していないイヤホンである、ということです。
前述した通り、他のスマホやPCで利用できないのは、Type-Cの規格に適していないため、利用できないようにしているのだと思われます。
なお、ここでの考察はUソニックイヤホンがアナログ接続であった場合の話ですので、間違い等ありましたらご指摘お願い致します。

ちなみに、Type-Cでアナログ接続が出来る例としては、Type-Cから3.5mmイヤホンジャックへの変換コネクタなどになります。

さて、このような評価をしてしまったわけですが、普通に使う分には良い音で楽しめるイヤホンであり、特にオートキャリブレーション機能は良いものであるので、ぜひ体験してもらいたいですね。

USB-C to 3.5mmデジタルジャックアダプタ

さて「Uソニックイヤホンでは少し音が軽すぎる」という人もいると思います。そういう方は同梱されているUSB-C to 3.5mmデジタルジャックアダプタを使うべきだと思います。

ある程度良いイヤホンを持っている人や、お気に入りのハイレゾイヤホンを持っている人はアダプタ(ハイレゾにも対応しています)を使ってみてください。
私はShureのSE215を使っていますが、少し低音が出ているような気がするものの、アダプタ+SE215の音の方が音に厚みがあり好きでした
アダプタの大きさも気にならず、イヤホンケースに納まるサイズだったので、持ち運びも簡単でしたね。

この変換アダプタは名前の通りであればDAC内蔵デジタルジャックアダプタとなるはずです。
スマホ側でDA変換をするのと、アダプタ側でDA変換することの大きな違いは、ノイズの影響の受けやすさにあります。
スマートフォンは様々なパーツがひしめき合っているため、スマホ内でデジタルからアナログに変換されたデータはかなりノイズの影響を受けていると思われます。しかし、USBにて外付けされた機器でDA変換をした場合、それらのノイズの影響を受けにくく、より良質な条件で音楽を聴くことが出来るはずです。

では、付属のデジタルジャックアダプタを見てみましょう。

USB Type-Cは上下合わせて24本のピンが標準では搭載されていますが、画像の通り変換アダプタには12ピンしかないことに気が付きます。

こちらの表と比較してみると、A1/B1/A12/B12(GND)、A4/B4/A9/B9(VBUS)、A5(CC)、B5(VCONN)、A6(D+)、A7(D-)のピンがあることがわかります。これらと合致するものが以下の表のとおりです。

これはUSB Type-CのUSB 2.0でのピン配置と合致するため、このアダプタはUSB 2.0でスマホと接続し、アダプタ側にDACが内蔵されアナログ変換しているものと思われます。

ちなみにType-Cのアナログオーディオではこのような配置となるため、アナログ接続でないことははっきりと分かります

ちなみにType-C対応PCで変換アダプタを接続するとこのように表示されます。
前述したとおり通常のUSB接続をするデバイスであるため、他のスマホやPCでも使うことが出来ます
Type-C対応PC(現在レビュー中のDell XPS 15)で、3.5mmイヤホンジャックとUSB-C to 3.5mmデジタルジャックアダプタの音を聴き比べてみましたが、あまり大きな違いは無いような気がしました。少なくとも、悪くなっている訳ではないので、使う価値は十分にあると思われます。

総評としては、良いイヤホンを持っている人はUSB-C to 3.5mmデジタルジャックアダプタを使ったほうがよりHTC U11を楽しめると思います。
なお、オートキャリブレーションやノイズキャンセリングはUソニックイヤホン独自の機能ですので、変換アダプタを使っている時は使えません。

全体を通して

手軽に良い音を楽しめるスマホとしては最高の部類に入るのではないでしょうか
いくつか問題はあるものの、私が一つ言っておきたいことは以下のものとなります。

標準の音楽アプリが欲しいです。

以上、サウンドに関する感想でした。

※本記事に置けるUSB Type-C関連の情報は全てこちら(http://www.usb.org/developers/docs/)からダウンロードできるzipファイル内のUSB Type-C Specification Release 1.2.pdfより確認、抜粋しています。
また検証にあたってはAndMemぎんよく氏に協力してもらいました。

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